保育園の園長ってどんな仕事?


保育園の代表として、保育園の運営や経営を担う「園長」というお仕事は、日々の運営業務をはじめ、行政とのやりとりや保護者への対応、また人事採用など、園の責任者としてさまざまな業務に携わります。
責任が大きい分、やりがいも多く、保育職の中では給料も高いため、保育士のステップアップとして目指す方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、保育園の園長になるためのポイントや、気になる年収、また仕事内容など詳しくご紹介します!

保育園の園長とは

保育園の園長とは『園の運営と経営をする責任者』です。責任者という立場なので保育士とは異なり、保育業務以外にもさまざまなことが求められます。
たとえば保護者や行政への対応や、保育士を導くリーダーシップやマネジメント力、園長としての専門性も必要となります。常に客観的な視点で「子ども達が安心して過ごせる環境」「職員が働きやすい職場」を目指すにはどうすべきかを考えて、全体を引っ張っていくという役割も担っています。ここからは、より具体的に保育園の園長になるためのポイントや給料、仕事内容などを解説していきます!

保育園の園長になるには、何が必要?

保育園の園長になるためには、大きく4つのルートから目指すのが一般的です。

保育園の園長になるための主なルート
①勤務年数や保育経験を積んでキャリアアップを目指す
②家族経営の保育園をそのまま引き継ぐ
③園長職の求人募集に応募する
④自分で1から保育園を新規開園する

また保育園の園長になるためには、最低限以下のようなスキルが求められます。

・管理能力
・コミュニケーション能力
・リーダーシップ

特に保育園の園長は、職員や保護者・行政の方など、さまざまな人と関わる立場にあるので、コミュニケーション能力はとても重要となります。最近では、日本に在留する外国人の増加に伴って、外国籍の園児も増え、英語でのコミュニケーションが必要な場面もあるかもしれません。特に、インタースクールや英会話を重視する保育園に就職したい場合には、必ず英語力が必要となりますので、英会話教室に通うなど、事前に英語力を強化しておきましょう。

保育園の園長の年収や退職金

保育園の代表である園長の年収(給料)相場は「私立」と「公立」で違います。
内閣府が令和元年度に出した調査によると、私立保育園の園長は、年収「6,790,740円」に対し、公立の年収は「7,595,784円」であることが分かります。
公立保育園の方が給料が高い傾向にありますが、規模や経営状況によっては、私立保育園でも給料が高くなる場合もあります。また、無認可保育園の場合は、国や自治体からの補助金が十分に受け取れない場合が多く、年収は認可保育園に比べると、低くなるケースもあります。
さらに、退職金についても「私立・公立」によって相場が異なります。

●【公立保育園】保育園の園長の年収(給料)
公立保育園の場合は「公務員の退職手当制度」に基づき、以下のように退職金の計算方法が決められています。
公立保育園の「退職金計算」
退職金=基本額(※1)+調整額(※2)
※1 退職日給料月額×退職理由別・勤続年数別支給率
※2 調整月額のうち、額が多いものから60月分の額をあわせた額 
退職理由によっても異なりますが、60歳定年の退職金支給額の相場は2,000万円前後となります。

●【私立保育園】保育園の園長の年収(給料)
私立保育園の場合は、園によって支給額が大きく異なります。社会福祉法人の場合は、福祉医療機構「退職手当共済制度」に加入しているケースが多く、福祉医療機構の公式サイト内にある「退職手当金計算シミュレーション」を使って手軽に計算することが可能です。
勤続年収や平均基本給、退職理由を入れると算出されるので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか?
一方で株式会社が運営している場合は「退職手当共済制度」に加入しているケースもあれば、独自に計算方法を定めている場合もあります。なかには、退職金制度を設けていない保育園もあるため、転職を考えている方は、事前に確認が必要となります。

保育園の園長の仕事内容

園長の仕事内容や役割は以下のとおりです。

・運営計画の作成(補助金・経費の計算など)
・施設、設備の安全管理
・人事、採用活動
・行政や自治体とのやりとり(会議への出席も含む)
・保育士のシフト作成
・書類の確認や最終チェック
・トラブルや事故があった際の保護者対応
・保育士の指導(定期的な面談や研修実施)

冒頭にもご紹介したように、園長は保育園全体の責任者という立場でもあるため、上記以外にもたくさんの業務があります。細かい勤務時間(形態)は園によっても異なりますが、「保育所設置認可等事務取扱要綱」によると、園長は「一日6時間以上かつ月20日以上施設に勤務する者」と定められています。
また保育園の園長は定期的に研修を受け、法改正や制度に関する理解を深めて、専門スキルを磨く機会を作ることも重要です。研修は、行政が定期的に開催しているものや外部のマネジメント研修などに参加するケースが多いでしょう。


保育園の園長はたくさんの人と関わり、求められることも多い仕事です。業務量や責任の大きさに、心身ともに「きつい」「ハード」と感じる場面も多いかもしれません。しかしその分、給料も高くてやりがいの大きい仕事でもあるため、さらなるキャリアアップを考える保育士さんにとっては、おすすめの選択肢だといえます。
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