介護の営業職に興味があるけど、仕事内容がイマイチよくわからない…とお困りの方、必見です！仕事内容が把握できていないと、積極的な転職活動は行えませんよね。そこで今回は、介護営業職の仕事内容や、転職に有利な職歴や資格などをご紹介いたします。介護営業職を転職の候補にしたい方は、ぜひこちらを参考にしてみてください。
介護営業職の仕事内容
介護の営業は、主に施設入居者を集めるためや、福祉用具や介護用品の販売・レンタルといった目的で行われます。具体的に何を行うのか、介護営業職の主な３つの仕事内容を解説します。
①顧客対応
顧客対応は、営業職のメインとなるお仕事です。施設入居や福祉用具の利用を検討されている高齢者の方やそのご家族に対して、希望条件に沿った施設の情報やサービス・料金、設備・福祉用具の機能や使い方などを紹介します。施設の見学会を開催し、施設利用を検討している方々に対して説明を行う場合もあります。ほかにも、施設入居を検討している方などを紹介してくれる、地域医療連携室のMSW（医療ソーシャルワーカー）や居宅介護支援事業所や医療機関などのケアマネジャー、また有料老人ホームの紹介会社への営業も、顧客対応の仕事です。
②予算達成のための計画
予算達成とは、売り上げ目標を達成することです。介護営業職は、この売上目標を達成するための計画書を作成しますが、計画を立てる重要な要素として、以下の項目があります。
・アポイント率：営業でどれだけアポイント（面談の約束）を獲得できたか
・商談率：問い合わせから何件商談に進んだか
・受注率：商談のあと、何件契約に結びついたか
ただし高齢者の方やご家族の要望に答えるため、どれくらいの面談時間が必要であるかも、考慮しなければなりません。売上目標だけにとらわれず、顧客のニーズを満たす営業を行うことも非常に重要です。
③幅広い集客活動
営業活動のひとつとして、チラシやパンフレット、ホームページの集客活動があります。広告は、施設や福祉用具の内容や強みがわかるよう、簡潔かつ明瞭に記載しましょう。具体的には、次のような内容です。
・紹介する施設は、どのようなサービスや設備があり、費用はどれくらいなのか
・福祉用具の具体的な機能と費用はどれくらいか
・施設や福祉用具を利用すると、どのような生活を送れるのか
過去の入居者や利用者の体験などをもとに、広告会社と入念に打ち合わせをしながら広告を出稿していくことも、介護営業職の仕事です。
介護営業職に就くには？未経験でも転職できる？
介護営業職は、介護や営業が未経験でも転職することが可能です。ただし、介護関連や営業職の職歴があれば、転職に有利となります。ここでは、介護営業職の転職に有利となる、職歴や資格を解説いたします。
⚫︎介護関連の職歴や資格があると転職は有利に
介護営業職は、介護関連の職歴や資格があり、介護に関する知識を持っていれば、転職に有利となります。介護関連の経験があれば、高齢者の方やご家族のADL（日常生活動作）や介護力、要望を考慮し、最適な施設や福祉用具を提案できるためです。具体的には次の通りです。
・介護福祉士
・ケアマネジャー
・介護職員初任者研修
・介護職員実務者研修
・福祉用具専門相談員
これらの職歴や資格があると、転職に有利となる可能性があります。
⚫︎営業経験があると有利
介護営業職に限らずとも、営業職において大切となる要素があります。具体的にあげると、次のような要素です。
・柔軟なコミュニケーション能力
・顧客ニーズを聞き出す力
・売上目標に対する責任感
・トラブルへの対応力
介護営業職は高齢者やご家族だけでなく、ケアマネジャーや病院のMSW（医療ソーシャルワーカー）など、さまざまな顧客に対しても営業を行います。そのため、営業の経験があり、上記のような要素を持っていると、転職に有利となるでしょう。
介護営業職は未経験からでも挑戦のできる、やりがいのあるお仕事！
今回は、介護営業職の具体的な仕事内容や、転職に有利となる職歴を解説いたしました。介護営業職は、介護分野や営業職の経験がなくても、転職が可能な職業です。もちろん中途採用の場合、介護職や営業職の経験があると転職に有利となります。介護営業職は、最適な施設や福祉用具を提案する仕事であり、ほかの営業職では経験のできないやりがいも感じられることでしょう。
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