資格をとって介護業界で活躍したい方のなかには、毎日忙しいため、スクールには通わずに通信教育だけで取れる資格をお探しの方も多いのではないでしょうか?介護資格のなかには、通信教育だけで取れる資格と通信教育+通学で取れる資格があります。今回では「通信教育だけで取れる介護の資格」と、介護初心者向けの「通信教育+通学で取れる介護の資格」を詳しくご紹介いたします。介護初心者におすすめの介護資格講座もピックアップしていますので、ぜひ参考にしてみてください!
通信教育だけで取れる介護の資格一覧
介護資格には、通信講座を活用しながら自宅学習のみで取得できるものが多くあります。通信だけで取れる資格は以下の通りです。
・レクリエーション介護士2級
・介護食アドバイザー/介護食コーディネーター
・介護予防健康アドバイザー
・介護事務管理士
・看護助手講座
・准サービス介助士
・終活アドバイザー
・看取りケアパートナー
・認知症介助士
・介護口腔ケア推進士
通信だけで取得できる介護資格のメリットとデメリット
・メリット
自分が働いている職場の特徴や、学びたいことに合わせて、必要な知識を集中して学習できる点と、受講条件がないものがほとんどで取得しやすい点
・デメリット
ひとつのことだけに特化した内容が多いのが難点。介護職は単資格のみで仕事をするのは難しいため、他の介護資格と一緒に取ることで相乗効果が出るものが多い
・ポイント
スキルアップを目的に、現在持っている資格の+αで取るのがおすすめ
介護初心者におすすめの「通信学習+通学」で取れる資格は「介護職員初任者研修」
「これだけで介護の仕事ができる!という資格はないの!?」と思った方、ご安心ください。未経験から介護職として活躍したい人におすすめの資格が、介護職員初任者研修(以下、初任者研修)です。初任者研修の資格ひとつで、基本的な介護知識やスキルを網羅的に身につけることができるうえ、介護未経験者でも即戦力となれます。初任者研修は通信だけでは取得できず、スクールに通う必要がありますが、130時間のカリキュラムのうち、40.5時間は通信で学習できるため、短期間で取得でき、難易度もそれほど高くありません。通信だけで資格を取りたい方も多いと思いますが、安全な介護方法を身につけるためにも、通学(スクーリング)はとても大切なのです。
介護職員初任者研修が初心者におすすめの理由
初任者研修が初心者におすすめの理由は、以下の5つです。
①学歴や年齢、資格の有無などの制限がない
②「通信講座+通学」で介護の基礎的な知識やスキルが学べる
③即戦力として介護現場で活躍できる
④介護職でキャリアアップが目指せる
⑤訪問介護に従事できる
無資格や未経験でも働ける職場はありますが、訪問介護など、初任者研修以上の資格保有が必須の求人も多くあります。初任者研修を取得していると、採用に有利になるだけでなく、資格手当で給料アップや待遇アップにつながり、将来的なキャリアアップにも望めます。
今回は通信教育だけで取れる介護の資格と、介護初心者におすすめの初任者研修について紹介しました。通信だけで取得できる介護資格は、仕事や就職、転職に直結するものというよりは、今の仕事での更なるスキルアップを目的としたものが多いです。現在の仕事に+@の知識やスキルを身につけておくことは、仕事の選択肢の幅を広げて、将来への安心にもつながるでしょう。介護初心者におすすめの初任者研修は、基本的な介護の知識や技術がゼロから学べる資格なので、初任者研修を取得することにより、就職や転職が有利になるだけでなく、介護現場でも即戦力として活躍することができます。初任者研修は通学が必須ですが、カリキュラムの一部は通信で学習できるため、仕事や家事、育児で忙しい方も無理なく取得を目指すことができます。
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