ホームヘルパーとは?
ホームヘルパーとは、日常生活に支障があり、介護が必要な方(高齢者や心身障害者など)のために実際に家庭を訪問し、家事全般・入浴・排泄などといった生活介助をサポートする仕事です。
主な仕事は、在宅者向けサービスの「訪問介護(ホームヘルプ)」です。これは介護を必要としている人の自宅を定期的に訪問し、食事や排泄の介助・衣類の着脱などの「身体介護」、洗濯・掃除・買い物などの「家事援助」を行います。
ホームヘルパーの必要性
ホームヘルパーの必要性は、介護が必要な方へ一番身近にサポートを行うことができ、高齢化社会に向け年々確実に高まっていますがまだまだ人材不足なのが実情です。
介護が必要な利用者の大切なパートナーとして人生をより豊かにする為の支えとなることができ、大変やり甲斐を実感できる仕事です。
ホームヘルパーのやりがい
キャリアアップを
目指せる!
ホームヘルパー以外の介護系職業に就く上で、ホームヘルパーの資格は必要となる資格です。そのため、キャリアアップや転職に活用しやすい資格というメリットがあります。また介護職は女性が多く活躍している職種なので、女性がキャリアアップしやすくなっているともいえます。
利用者やその家族に
感謝してもらえる
利用者の心身状態やニーズに沿った訪問介護を行うことで、利用者本人やその家族に感謝してもらえることがあります。「いつもありがとう」「あなたが来てくれると助かる」というような感謝の言葉を聞けると、仕事のモチベーションを維持することができます。
ライフスタイルに合った
働き方ができる
ホームヘルパーは、実は自分のライフスタイルに合った働き方がしやすい職種です。一見、不規則な仕事のイメージがあるかもしれませんが、勤務時間、勤務形態の調整ができる職場が多いのが実情です。夜勤でたくさん稼ぎたい方、日中の仕事をしたい方、パートタイムとして働きたい方など、自分の望む働き方を探しやすい点が特徴です。
ホームヘルパーの資格について
ホームヘルパーになるためには、研修を受ける必要があります。研修には「介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)」と「介護職員実務者研修(旧ヘルパー1級)」の2種類があります。
これらの研修の修了者は、2012年に廃止されたホームヘルパー2級・1級の資格保有者に相当します。研修を修了することによって資格を取得でき、介護職員初任者研修も介護職員実務者研修も、特に受講資格は定められていません。それぞれ、申し込みをすることで受講が可能です。
①介護職員初任者研修
介護職員初任者研修は、ホームヘルパー2級に相当する資格です。全130時間の講義を受講し、修了後に約60分間の試験を合格することで、介護職員初任者研修の修了者として認定されます。
ホームヘルパーだけではなく、介護職全般に必要となる資格で、取得しておくと転職にも役立ちます。
②介護職員実務者研修
介護職員実務者研修はホームヘルパー1級に相当する資格です。より深い知識を身に着けることが必要とされ、全450時間の講義を受講することで、修了者として認定されます。カリキュラム修了後の試験は義務付けられておらず、受講したスクールによってはテストの受験や課題提出などを求められることがあります。
介護職員実務者研修は介護福祉士試験の受験資格のひとつに該当します。キャリアアップを目指したい方は取得しておくと良いでしょう。
③介護福祉士
介護系の資格において介護福祉士は、唯一の国家資格にあたります。「介護福祉国家試験」に合格することで取得ができます。社会的な信頼も厚い資格で、専門的な知識及び技術を有することが必要とされています。
他の介護職員へ介護福祉士はその知識を活用し、具体的な指導や助言を行うこともあります。そして、他の福祉サービスの関係者たちと連携を取り、利用者により適切なサービスが提供されるようにさまざまな環境整備を行います。利用者の生活を好転できるように行動することが必要となります。
その専門性の高さと責任の強さから、介護福祉士は給料面の待遇も良いです。介護福祉士資格を取得しているホームヘルパーの月給は未取得のホームヘルパーよりも厚生労働省の調査によると2~3万円程度高い水準になっています。
介護福祉士は、たんの吸引、経管栄養といった医療行為も実施できます。他の介護職の人は一定の研修を受けなくてはこれらの医療行為を行うことはできません。
ホームヘルパーについていかがでしたか?ホームヘルパーは、自分のライフスタイルに合った働き方、今後のキャリアップが可能な職業です。plusworkでは、エリア別にご覧いただけるホームヘルパーの求人を多数掲載しております。ぜひご覧ください!!!