建設コンサルタントの年収を調査!


突然ですが、みなさん!
「建設コンサルタント」という職種は、ご存知でしょうか?なんとなく、名前は聞いたことがあるようなないような…経営コンサルタントとはまた違う職種?という方もいるのではないでしょうか?今回はそんな建設コンサルタントの業務内容や魅力などをご紹介いたします!


建設コンサルタントは、よく経営コンサルタントと誤解されますが、その意味合いはまったく異なります。
建設コンサルタントは、工事(施工)に先立ち、必要となる「計画」「測量、調査」「補償」「設計」を担います。ちなみに建設業法に定められている建設業とは違って、建機を使い、実際に道路や港の工事をすることはなく、工事に関しては建設会社が担います。たとえば、新しい道路を計画する場合、道路の設置位置を決め、周辺を測量調査したら、用地の買収計画を立てます。さらに、道路の様式(二車線道路、四車線道路など)を決め、構造を設計します。

●建設コンサルタント会社の仕事内容まとめ

①計画:事業概要の策定。道路であれば、ルートを決める。
②測量、調査:該当する地形の測量を行う。環境保全のための調査なども担う。
③補償:その用地を確保(買収)する。
④設計:道路の構造を決め、図面(設計図)を作成する。

建設コンサルタントの年収

建設コンサルタントの平均年収は、630万円です。日本全体の平均年収が530万円なので、建設コンサルタントの年収は平均よりも多くなります。ちなみに、20代前半の平均年収は約360万円、30代前半の平均年収は約450万円となっており、これも全国平均と比較してみると20代前半が平均年収約250万円、30代前半が約400万円となっているので、若年層での平均年収も建設コンサルタントが全体平均よりも多くなっているということがわかります。

建設コンサルタントの将来性

建設コンサルタントの業務は、人々の生活には欠かせないインフラ設備にすべて関連しています。新規のインフラ設備の建設需要は縮小傾向にあるものの、今後の国内では老朽化によるリニューアル、災害時の対応など、ライフラインを維持するため、まず業務がなくなることはないと予想されています。

建設コンサルタントの魅力

①人々の生活を支えるインフラを造れる達成感

建設コンサルタントの仕事は、社会インフラの設計や整備がメインになります。電気やガス、水道、道路や鉄道、橋梁といったライフラインは、私たちの生活に欠かせないものばかりです。普段から当たり前のように利用しているために普通はあまり意識しないものですが、私たちが便利な生活を送ることができるのは、その普段意識せずに使っている社会インフラのおかげであり、その社会インフラを整えているのが、建設コンサルタントである、という達成感が建設コンサルタントにはあります。

②後世に残るインフラを造ることができる

建設コンサルタントの仕事は、安心かつ安全に暮らせる社会資本の構築を目指すものであり、造ったものが地域住民の生活を支えるものとして、未来へと残っていくことは、大変魅力的だと言えます。また、災害から住民を守るための設備など、地域の人の将来的な問題を考えた計画を遂行できるといった社会貢献の一端を担えることも、大きな魅力のひとつです。

③専門知識を駆使して仕事ができる

建設事業において、建設コンサルタントはさまざまな工程に参加することになるため、専門的で高度な知識が必要となります。複数の工程において専門的知識を駆使し、課題の解決に尽力することは非常に大変なことで、特に工事自体が長期にわたる巨大なプロジェクトであった場合には、それなりの時間と労力はかかるものの、完成した際の達成感はそれだけ大きく、やりがいも感じられる仕事となります。


いかがでしたか?魅力がいっぱいの建設コンサルタントのお仕事は、建築業界において人気の職種のひとつです。plusworkでは建設コンサルタントの求人も、様々な条件での掲載があります。そのほかにも、plusworkでは関西の建築関係の求人を多数取り扱っておりますので、これから転職をお考えの方はぜひplusworkで検索してみてはいかがでしょうか!

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