建築業界の清掃のお仕事内容


ひとくちに「清掃業」といっても、さまざまな業種があります。清掃業への転職を目指しているのなら、代表的な業種を把握しておくのがおすすめですが、建築業界にも清掃のお仕事があるのをご存知ですか?そこで今回は建築物清掃業の概要とその目的、さらに清掃業に向いている人の特徴や有利になる資格をご紹介いたします。これらの内容を把握しておけば、転職活動もスムーズに進められるでしょう。これから転職をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください!

建築物清掃業とは

建築物清掃業とは、建築物の床などの清掃を行う事業です。 建築物の外壁や窓の清掃、給排水設備のみの清掃を行う事業はこれに含みません。通常の営業許可とは異なり、当該登録を受けなければ当該事業を行うことができないので注意が必要です。

建築物清掃の目的

清掃は、人の健康を守る「衛生性」と、人に快適さを与える「美観」、建築物の機能を長持ちさせ る「保全性」、そして建築物各室の安全を確保する「安全性」の維持を目的としています。建築物内の汚れやほこりなどの異物を取り除くとともに廃棄物を収集し、廃棄物保管場所まで運搬する維持管理業務が主な仕事です。

清掃業に向いているひと

清掃業で活躍している人には、共通の特徴があります。どのような人が清掃業で活躍でき、また清掃業に向いているのか、主な特徴を見ていきましょう。

①掃除や整理整頓が好き

普段から自宅の掃除や整理整頓を小まめにしている人は、清掃業に向いているといえます。掃除や整理整頓が好きなら、仕事としての清掃も楽しく行えるでしょう。
清掃業の作業では、どうすればよりきれいにできるのかといった自分で工夫することも大切です。きれい好きな人なら、普段から考えて掃除を行っているため、さまざまなアイデアが浮かんできやすいでしょう。清掃業では細かい部分までチェックしなければならないので、掃除に苦手意識を持っている人や多少の汚れが気にならない人は、清掃業には不向きでしょう。

②単純作業が苦にならない

清掃業は、基本的に単純作業の繰り返しです。コツコツとした単純作業を苦痛に感じない人も、清掃業に向いているといえます。清掃業では同じ場所で同じ作業を行うため、単純作業を苦手とする人は、ストレスがたまりやすくなるかもしれません。また仕事内容に変化を求める人も、清掃業には向いていません。これまでの仕事でルーティンワークを担当していた経験があるなら、清掃業への転職活動でも有利になりますので、自分に適性があることを存分にアピールすると良いでしょう。

清掃業におすすめの資格

清掃業に就くために必須となる資格はありませんが、持っていれば有利になる資格はあります。清掃業を目指すために取得しておきたい代表的な資格をご紹介いたします。

①ビルクリーニング技能士

ビルクリーニング作業に必要なスキルを持っていることが証明できる国家検定資格が、このビルクリーニング技能士です。1級・2級・3級・基礎級のレベルに分かれており、3級は実務経験不要で受検できますが、2級と1級を受けるためには、所定の実務経験が必要です。また1級を目指すには、3級または2級に合格しなければならず、2級を取得すればチームリーダーを、1級の取得なら現場責任者を目指せるスキルが身に付きます。1級・2級・3級のいずれも、試験の実施時期は毎年8~3月の間に1回です。

②清掃作業監督者

清掃作業監督者とは、建築物の清掃における作業監督ができるようになる資格です。講習会を修了して試験に合格することにより、清掃作業監督者の資格を与えられます。建築物清掃業においては、清掃作業の監督を行う人の登録が法律によって義務付けられています。清掃作業監督者を取得しておけば、ビル清掃への転職で有利になります。1級ビルクリーニング技能士の合格者は、清掃作業監督者の受験資格に該当し、資格取得に要する期間は、講義も試験を合わせて2日間です。

まとめ

清掃業にはさまざまな業種があり、特徴や仕事内容が業種ごとに異なります。清掃業への転職を目指すなら、自分が活躍できそうな業種を見極めることが大切で、スキルを日常生活でも生かせる点や、感謝の言葉を直接もらえる点、また需要がなくならない点など、清掃業もまた魅力のある仕事のひとつです。掃除が好きな人やルーティンワークが苦にならない人は、清掃業を目指してみてはいかがですか?plusworkは建築・建設業界に特化した関西の求人サイトです。これから就職や転職をお考えの方は、ぜひplusworkをご活用ください。きっとあなたのお役に立てるはずです!

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