建設業に向いている人の特徴


私たちが働いたり、生活するうえでは欠かすことのできない建物を生み出したり、道路や河川を整備したりする建設業界に興味をお持ちの方は多くいらっしゃいますが、いざ就職・転職を考えたときに、自分が建設業界に向いているのかどうかは気になるところですよね。 今回は、建設業界に向いている人の特徴と、役立つ資格について詳しく解説していきたいと思います!

建設業に向いている人の特徴

建設業に向いている人の特徴と、もっていると役立つ資格や免許を解説いたします。まずは、建設業に向いている人の代表的な特徴を3つご紹介いたします。

①危機管理能力がある
建設現場では高所での作業や、重い資材の搬入作業など、危険な作業が多くあります。危険な作業をする際に注意力が足りなければ、自分がケガをしてしまったり、仲間を危険にさらしてしまうおそれがあります。安全対策を怠らず、慎重な行動・判断ができ、さらに危険をいち早く察知できる高い危機管理能力があれば、それは建設業界で働くための重要なスキルのひとつとなります。

②計画能力が高い
計算能力の高い人は、建設現場のさまざまな場面で活躍できます。たとえば計算能力が高ければ、建設物の強度や面積の計算などを素早く行うことができ、予算管理などの現場の進捗を管理する立場になった場合にも、非常に重宝される能力といえます。また計算能力に加えて、計画能力も高ければ、効率良く建設物を完成させるための作業計画が立てられ、スムーズに作業が進めることが可能となります。

③コミュニケーション能力がある
建設現場では、職人や作業員など多くの人と関わる必要があります。円滑に作業を進めるためには、報告・相談は欠かせないため、ある程度のコミュニケーション能力があると有利です。

建設業で役立つ資格や免許

建設業は専門性の高い職業なので、資格や免許の有無は収入に直接影響します。ここでは、持っていると役立つ建築業界の資格や免許を、国家資格と民間資格のふたつに分けてご紹介いたします。

●国家資格

・建築士
建築士の資格は「一級建築士」「二級建築士」「木造建築士」の3種類に分けられ、それぞれ扱える建物の規模が異なります。とくに一級建築士は、2023年度の建設業の収入ランキングにおいて1位であることから、建築業で最も儲かる資格であるといえますが、その分難易度が高いのも事実です。

・電気工事士
2023年度の建設業の収入ランキング第5位である電気工になるためには、国家資格の「電気工事士」免許が必須です。電気工事士の資格には「第一種電気工事士」「第二種電気工事士」の2種類があり、それぞれ携われる作業が異なります。冷暖房設備の設置や施設の配線にとどまらず、鉄道運行のための電気工事を行うこともあり、建設業にとどまらない活躍が期待できます。

●民間資格

・基礎施工士
基礎施工士は、一般社団法人日本基礎建設協会が発行する、建物の基礎工事に関する民間資格です。基礎工事に精通している証明になるので、現場で活かすことができます。

・建築CAD検定試験
建築CAD検定試験は、CADを使い、建築図面を作成することに特化した民間資格試験です。一般社団法人全国建築CAD連盟が試験を実施しており、試験では実務レベルの建築設計図面を一定時間で作成することが求められるので、CADソフトの習得具合を証明することができます。


建築業界は人手不足による人材確保や、国の政策によって賃上げ率が高い傾向にあります。年収も全産業の平均年収と比べ高いことから、建設業は儲かる職業であるといえます。建設業に向いている能力をもち、幅広い業務に対応できる資格や免許を習得することにより、さらに収入につながりやすくなります。建設業には、さまざまな業務内容があるため、自分に合った職種に就きましょう。plusworkは建築・建設業に特化した専門の求人サイトです。建築業界への就職や転職をお考えの方は、ぜひplusworkをご活用ください!

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