職種特集
「外構工事」という言葉は、新築工事やリフォームの際に、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?外構工事の内容次第で、建物の外回りの外観や使い勝手に大きく影響するので、非常に大事な工事となり、こだわりを持たれる方も多いと思います。今回は、家や建物を建てる際に不可欠である「外構工事」について、その意味や外構設備に関して解説していきます。
外構工事とは
外構工事は、建物の外側の空間(敷地内)を充実させる工事で、舗装工事・排水工事・植工事など、建物以外の工事は、すべて外構工事に含まれます。具体的には、フェンスを設置して外観を綺麗にしたり、車庫を設置して利便性を高めるなどの目的があります。外構工事は主に「外界から建物を守る」「建物の美観とデザイン」というふたつの役割があり、外構工事の仕上がりによって、建物は大きく見た目が異なります。外構を構成する構造物には、以下のようなものが該当します。
■ フェンス
■ アプローチ
■ デッキ/テラス
■ カーポート/ガレージ(車庫)
■ 植栽
■ 照明
エクステリア工事との違い
「エクステリア工事」と「外構工事」は、何が違うのでしょうか?外構は、ガレージやカーポート、門やアプローチ、塀や生け垣、物置など、家の外に置いたり、設置したりするものの総称です。 それに対してエクステリアは、家の外の空間・環境」を意味しています。
外構工事はいつ行う?
外構工事は主に、建物が建つ前の先行工事(一期工事)と、建った後の仕上げ外構工事(二期工事)の2回に分けて行われます。
建物が建つ前の先行工事では、主に図面の作成や一部基礎的な工事を行います。基本的には、建物が建ってから外構工事を行っていくことが多いのですが、同時に完成させたい場合には、本体と同時並行で、外構の本工事も進めていきます。
建物が建ってから、外構工事の本工事を開始していきます。本体完成後の完全着手の場合には、外構のない状態が暫く続くので、景観が悪かったり、外から丸見えの状態になってしまう事もあり、そうならない為に本体完成前には優先度の高い外構工事は先に行い、それ以外は本体完成後に進めるといった形がおすすめ!また外構工事は、軽微な工事であればご自身の手でDIYも可能ですが、やはり建物の外観は非常に重要ですので、慎重に行う必要がありますね。
最後に
今回は外構工事の概要や費用、工事のタイミングを解説しました。一口に外構工事と言っても、様々な構成要素があり、素材や条件によって工事内容は大きく変わります。外構工事の内容次第で、建物の外回りの外観や使い勝手に大きく影響してしまうため、納得の行く仕上がりになるよう、慎重に進める必要があります。これから外構工事で働くことをお考えの方や転職を希望されている方、ぜひplusworkで求人検索してみてはいかいかがでしょうか?