建設業界といえば、長らくネガティブなイメージを持たれてきましたが、実際にその業界で働く方に話を聞いてみると、実に多くの方がやりがいを感じながら仕事をしているのがわかります。今回は、そのなかでどんな魅力があるのかご紹介していきたいと思います。
社会貢献度の高い、縁の下の力持ち!
建設業界で仕事をしていると、マンションや商業施設、公共の建築物などの工事に関わる機会はたくさんあります。いずれにおいても公共性の高い建物なので、長きに渡り多くの人々が利用することになります。つまりこれらを作る工事は、とても社会貢献度が高いといえます。
自分の立てた公共施設の利用者から、直接お礼の言葉をいただくことは少ないかもしれませんが、自分たちの工事があったからこそ、いろいろな方に建物を利用してもらえるということは、何物にも代えがたい喜びとなるでしょう。工事中に数々の苦労があったとしても、そこに住んだり、利用したりする方のことを考えると「やってよかったな」と思えることも多いのです。
手に職をつけられる
未経験で建設業界に飛び込んだばかりの方だと、できる仕事はとても少ないと思います。しかし、職人としての修行を積んでいくうちに技術や知識が身に付いて、できることがどんどんと増えていきます。やがて先輩の手伝いを卒業して、ひとりで仕事を任せられるようになります。その過程において自分の成長を実感しやすいのも、建設業界の大きな魅力のひとつです。
また長年に渡り働いて、職人としてのキャリアを形成し、難易度の高い専門資格まで習得すれば、どの会社に行ったとしても通用する職人になれます。いわゆる「手に職をつけた」状態になれるというわけです。今よりさらに好条件の会社を求め転職活動を行うこともできますし、一人親方として独立するのも、自分の会社を作るのもいいですね。
何より安心なのが、建設業界の仕事は基本的になくなることがないという点です。最近はただでさえ人手が不足している状態なので、一度手に職をつけてしまえば、あちこちから声がかかり、将来に渡って安定して働くことができます。こういった実利的なメリットがあることも、建設業界の魅力です。
自分の仕事が地図に残る
建設業界で働く人々にとって最大のやりがいとは、なんと言っても自分の仕事が多くの人の目に触れる形で残っていくということです。会社により得意分野はそれぞれ異なりますが、建設業界では一般住宅からマンション、オフィスビル、工場、また商業施設まで、さまざまな建物の施工に関わる機会があります。専門性の高い会社だと、道路、ダム、橋梁などの工事を担当することもあります。
このようにスケールの大きな建造物を1から作り上げるのは、高い技術力が要求され、それだけ労力もかかってしまいますが、その分素晴らしい達成感が得られることでしょう。まさに、ものづくりの1番楽しい部分です。しかも、これらが完成した姿ははっきりと、長期間目に見える形で残ります。友達や家族にも「あの建物の工事をやったんだよ」と自慢することもできます。
さらには地図という公的な資料にも、しっかりと存在が刻み込まれます。このように仕事の成果が目に見える形で確認できるということは、仕事のモチベーションを高める上では非常に重要です。次の仕事に取り組む意欲も、どんどん湧いてくるでしょう。
いかがでしたか?
このように、建設業界は人々と社会に大きく貢献できる、とてもやりがいのある仕事です。アジア諸国のインフラ整備は、今後も大きな需要が見込まれるために海外で働けるチャンスがあるのも魅力的です。しかし、建設業界は慢性的な人手不足で、特に若者の需要が高い状況です。給料や休日などの待遇改善も進んでいるため、以前よりも働きやすい環境に変わりつつあります。
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